2011年1月13日木曜日

「伊豆ジオパーク」構想の概要固まる!

今朝の新聞:
伊豆ジオパーク 県構想、指針書概要固まる
01/12 07:55

 県が静岡大の小山真人教授に委託して作成を進めてきた伊豆半島ジオパーク構想の推進指針書の概要が11日、明らかになった。伊豆ジオパークのテーマを「南から来た火山の贈り物」と設定し、2015年度までに“地質の世界遺産”と呼ばれる世界ジオパークの認定を目指すとしている。
 小山教授が同日、伊豆市内で開かれた伊豆半島6市6町首長会議で、指針書の概要を各市町の首長に説明した。3月に設立される伊豆半島ジオパーク推進協議会が、県の推進指針書をたたき台にして申請に向けた構想を具体化していく。

 指針書では、伊豆半島を、西伊豆・松崎▽伊東▽下田▽熱海▽中伊豆北▽中伊豆南▽沼津・三島―など12地域に分け、地質的価値や景観、分かりやすさなどの点から112カ所をジオサイト(地質的な見どころ)候補地として挙げた。「本州に衝突した南洋の火山島」「生きている大地」などをサブテーマに掲げている。

 事務局やビジターセンターの整備、関連商品やロゴマークの開発、ガイド養成などの必要性も指摘した。世界ジオパーク認定の前提となる日本ジオパークの認定は2012年度とした。

 小山教授は「掲載したジオサイト候補は可能性のある箇所を示した。申請する候補は今後、各市町や推進協で決める」としている。指針書は1月末に県に提出する。
ニッポンの「地域おこし」といえば、「地産地消」の食い物PRが中心で、どこでも同じような趣向ばかりが並んでいて、まるでJRの駅がどこにいっても同じような具合で、はっきり言って詰まらないんだよな。地域の特性を前面に打ち出した「ジオパーク構想」はユニーク。不思議な景観が続く西伊豆海岸をみるたびに「専門家」の説明を聞きたくなるのはおいらばかりじゃないはず。ガイドの養成が望まれるというのは全く同感。

0 件のコメント:

コメントを投稿