2011年1月11日火曜日

「岩海苔」についてのお勉強

なんと特別の種類の海苔ではなかったのだ。天然物だったらどんな海苔も「岩海苔」となる:
岩海苔 - Wikipedia: "岩海苔(いわのり)とは、海苔と呼ばれる食用藻類のうち、岩場に自生している天然のもの及びその加工品の総称である[1]。日本各地や朝鮮半島で採取され、食用となっている。

生物の分類学的には多様な種の藻類が含まれており、進化系統に依拠した区分ではない。スサビノリやウップルイノリ、マルバアマノリなどアマノリ属の紅藻類の天然物を指すことが多い。養殖海苔はスサビノリなど限られた種類が広い地域で共通して生産されているのと比べ、岩海苔は地域性が強い。

岩海苔は天然物か否かにより定義されているため、生物学的に同じ種の藻類であっても、天然物であれば岩海苔、養殖であれば岩海苔ではないことになる。ウップルイノリのような天然物が多い種を養殖したものも、以前は「岩海苔」と称して流通することがあったが、現在の日本では、優良品と誤認させる表示として景品表示法により禁止されている。"

岩海苔が養殖海苔と同じような抄き仕上げの板海苔に加工されるようになったのは、大正時代頃からである。漁民の副業振興が図られる中で、養殖の浅草海苔を模倣して板海苔に加工するようになった。板海苔と言っても地域ごとに様々な形状で、一般に養殖海苔の板海苔よりも大判であった。同時期の養殖海苔の板海苔が大判のもので長辺8寸(約24cm)だったのに対し、岩海苔は1尺(約30cm)を超えることも多く、最大で5尺(約152cm)という巨大なものまであった。正方形や円形の地域もあった。養殖の板海苔と比べて基本的に粗悪品として扱われ、歴史の古い島根県の十六島海苔や艫島海苔を除くと、取引価格は安く流通範囲も狭かった[

その後、岩海苔は、養殖海苔に比べて生産量が少ない、希少価値のある商品として見直されている。粗悪品としての見方から一転高級品となり、養殖物の商品を「岩海苔」として表記する例も出た。そのため、1980年代から、日本では景品表示法の適用上で表示が厳密化され、岩礁に自生しているもの以外の商品については「岩海苔」と表示できなくなっている。食品のり公正取引協議会も、同様の公正競争規約を定めている[6][7]。

うちのカキはほとんど天然物。「やまがき」とか名前を付けて高く売るか。

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