2011年7月30日土曜日

「彫刻ライン」の彫刻の作家は?

松崎町の海沿いの国道は普通「彫刻ライン」と呼ばれているが、正式には「富士見彫刻ライン」という。松崎町の説明では:
静岡県 伊豆 松崎町役場ホームページ  : "国道136号線・道部~岩地区間の沿道に、彫刻21体が立ち並んでおり、人目をひく。

これは地元彫刻家の作品を野外展示したもので、美しい海越しに富士山も眺められ、ドライバーもちょっとクルマを停めたくなる西海岸の代表的名所。"
かねてから、これらの彫刻を誰が作ったんだろうと気になっていた。でも松崎町のホームページにも記載がなかった。

今朝たまたまこんなページを見つけた(ここ)。彫刻それぞれの写真と作者の名前が掲載されている。書かれている名前を Google で検索するといろいろわかる。

2011年7月5日火曜日

下田「みのり川」:和風居酒屋風だが昼には本物のスペイン料理が食える!

下田でスペイン料理を堪能出来ることを発見。畳席があったり、天井から提灯がぶら下がっていたり、大きなヒラマサの魚拓があったりして、完全に和風居酒屋風の調度であるが、昼に出されるのは本物のスペイン料理。下田という街はこれだから面白い。場所:
みのり川
駐車場が小さいが電話すると別の場所に誘導してくれる。夜は親父さんが居酒屋をやっているが、昼だけ息子さんがスペイン料理を出すようだ。おいしかったです。

蛇足(でも重要):サービスをされている女性は、若いけれどとてもすてきな人。どうもシェフの奥さんみたいだけれど、そうでなければ息子のお嫁さんに来てほしいタイプだった。一人で食っていた高齢者の男性がマダムの気配りにいたく感激していた。

2011年7月4日月曜日

伊豆こそ「海事都市」にならないものか?

商船三井会長の芦田昭充氏が日経「あすへの話題」でこのようなことをおっしゃってる:
日本一の海事都市 商船三井会長 芦田昭充:日本経済新聞: "今治は付近の市町村との合併とともに今治海事都市構想を打ち出した。

ここを拠点とする造船業で日本の30%を超える船舶が建造され、今治船主は外航、内航とも日本一で、外航では日本商船隊の約3割を保有している。今治は日本最大の海事都市である。

昔から今治周辺は日本海運の中心であり、中世には村上水軍の拠点の一つであった。村上水軍は一般には海賊といわれるが、日本一の高い操船技術を持っていたことは間違いなく、それを支える造船技術が地元にあったということだろう。

今治の取り組みがさらに成功し、地域活性化の一つのモデルケースになるよう願っている。"
同じようなことが伊豆でも言えるのではないか。日本で最初に洋式帆船を建造したのは戸田の船大工だし、伊豆の水軍も村上水軍と同じく高い操船技術を持っていた。船舶関連の産業もたくさん存在した。過去の日本の沿岸航海における下田港の重要性はいうに及ばず、いまだに下田港は東西ヨットの交流地点として圧倒的な存在感を持っている。松崎の岡村造船所は日本で使われるカッターをほぼ独占的に建造している。東北で被災した海上保安庁の巡視船ははるばる安良里までやって来て補修中だ(安良里のヤードはそれだけ競争力があるのだろう)。

「観光」や「ご当地グルメ」もいいけれど、こういった視点から地域興しを考えるのも、勇ましくていいな。

東京の気温34度、松崎は28度!

雑用があって今日は一日家にいる。午後の気温は28度。クーラーを入れない。東京は34度の猛暑らしい。いつもこんなに違いがあるのかしら(だったらいいな)。さすがは海洋性気候。

2011年7月2日土曜日

安良里の多爾夜(たにや)神社

先日安良里でお祭りがあったらしい。多爾夜神社から出た山車が町を一周したとか。この神社、なかなか由緒あるものらしい:
多爾夜神社:この神社は安良里港の東を通る136号線から東に約100m程入った右側に鎮座しています。境内横には、「安良里コミュニティー防災センター」があり、入口には元予科練生が心の故郷と思うこの地に、今は亡き友を偲んで建立した「忘れじの塔」「予科練顕彰歌碑」が建っています。

海軍は安良里から人間魚雷を出撃させるつもりだったのかもしれない。秀吉の小田原攻めの時も、安良里の水軍は果敢に抵抗しようとしたが、西軍との圧倒的な物量の差に破れてしまった。

2011年7月1日金曜日

松崎の「侘助」ではどこからともなくバッハが聞こえてくる!

中瀬邸の近くの川沿いにあるギャラリー喫茶「侘助」。コーヒー党には有名なお店らしいが、お汁粉もある。川からの涼しい風とともに、どこからともなくバッハのピアノ曲が流れている。アンプ、スピーカーなどの不粋なものはカーテンの後ろに隠してあるのだ。店内の雰囲気はこのページでよくわかる:
松崎町・ギャラリー喫茶「侘助」|伊豆スケ・ブログ
コーヒー豆は松崎の専門店「間菜舎」のものという。浜美枝が詳しく紹介しているのでご参考まで:
Mie's Living - 正直な作り手の味-伊豆松崎・間菜舎
おいらはコーヒーを淹れるのは苦手。今までいろんな器械を試してきたが、美味しく出来上がったことがない。で、もっぱら粉コーヒーとパーコレーター。きっと豆が悪かったのだろう。

「蔵ち」の女主人(ここは従業員全員が社長)の話によると、「侘助」にはヨット乗りが集まるらしい。ギャレーで淹れる粉コーヒーに飽き飽きした人は、松崎に来られよ!

2011年6月30日木曜日

水上バイクおことわり 松崎海岸、全域を海水浴場に | ニュース | @S[アットエス] | 静岡新聞SBS

これはいいニュース:
水上バイクおことわり 松崎海岸、全域を海水浴場に | ニュース | @S[アットエス] | 静岡新聞SBS

水上バイクは、うるさい上に、マナーが悪い。大賛成。

松崎町 - Google ニュース

Google ニュースで、特定の地域ニュースを検索表示させることが出来るようになった。「松崎町」関連のニュースは:
松崎町 - Google ニュース

これ、便利。

芝刈りならぬネジバナ刈りをした!

堂ヶ島のらんの里ではネジバナが群生しているという。珍しいのだそうだ:
asahi.com:ネジバナ かれんに開花-マイタウン静岡: "かつては田畑のあぜなどで見られ、日本の身近なラン科の植物だったが、今では群生しているのは珍しいという。"


もったいないことをしてしまった。うちの芝生、草の背があまりに高くなったので芝刈りをしたのであるが、ネジバナもたくさん生えていた。珍しいとわかっていたら刈らなかったのに。

ネジバナを観察すると、右回しのネジと同じく右回りにねじれている。これは北半球だけの現象で、南半球では左回りになるのであろうか。知りたいところ。

芝刈り機は先代が残してくれたもので、これ:

http://item.rakuten.co.jp/sumakai/lm2800/

かなり強力だが、草を大量に巻き込むとブレーカーが飛ぶ。その度に巻き込んだものを植木バサミで掃除しなくてはいけない。でも概ね使いやすい。

2011年6月29日水曜日

松崎「三好」の鰻重の飯は「蒸し竈」で炊く!

松崎の中瀬邸駐車場に面した鰻の「三好」。蒲焼きの味は、ほとんど焼き加減で決まるのだが、ここの亭主の焼き方はとても上手なのでおいしい。また飯はむかし漁師が船の上で使っていた「蒸し竈」で炊くという。こういうものが明治の初期にあったら、咸臨丸の一行も木造船の甲板で毎日飯を炊いて米国人大尉をはらはらさせなくてもすんだかも知れない。

19世紀の帆船ではいったん戦闘状態とか荒天となると船内で火を使うことは一切禁止された。乗組員はその間何週間でも毎日ビスケットを食う。一方、帝国陸海軍では兵隊に毎日米飯を食わせないと戦が出来ないということが大きなハンディとなった。この「蒸し竈」を使っていた時代の船内食とはどんなものだったのか、興味深いところ。

しかし、欧米の木造船でも、甲板で火を使うこともなかったわけではない。捕鯨船だ。クジラの脂身を煮て油を抽出するため甲板に特殊な竈が設置されていた。竈の下の水を入れた隔壁を作り甲板を保護する仕組み(写真)。これならひっくり返る心配もない。必要は発明の母。人間はいろいろ工夫するのだ。

蛇足:三好の鰻重のお値段は、東京の感覚では、かなりお高い。でも今日は平日なのに、二階までほとんど満席。多くは地元の家族連れ。ニッポンの「イナカ経済パワー」、畏るべし。

2011年6月28日火曜日

松崎では小学生が観光客にきちんと挨拶をする!

松崎の街をゲストを乗せてクルマで走っていたら、通りかかりの小学生達から挨拶をされた。いろんなところに行くがこんな経験はほとんどはじめて。フォーシーターのカブリオレだったからいやでも観光客とわかったのだろうが、さすがは岩科学校からの教育の伝統が連綿と続いている街。立派である。

下田の「さかなや」ではその日揚がったお魚がセルフサービスで食える!

下田は好きな街なのでよく行くのだが、このお店は知らなかった。その名も「さなかや」。道の駅の一階にあり漁協と魚市場の目の前だ。なんと農協の直売所と同じスペースにあり、食事は大きなテーブルの好きなところに座りセルフサービス。刺身から金目までなんでもあり、新鮮で美味しい。気取りがないところがなんとも言えずによい。おすすめ。

2011年6月24日金曜日

松崎では地上デジタルアンテナは牛原山に向ける!

今までBS衛星アンテナしか付いてなかったのだが、やはり地上デジタル放送が見たい。テレビで一番面白いのはローカル放送なのである。アンテナ設置を前から申し込んでいたのだが、なかなか工事立会時間が取れず、たまたま予定していても雨で流れたりして、ようやく今日アンテナ設置工事。これで地上デジタル放送が見られる。なかなかオモロイ。

アンテナ。静岡では地上デジタル放送電波は日本平あたりから発射されるという。コンパス方位で310度。その方向には邪魔する山はない。ところがその方位で電波強度を計測すると、入らないという。あらら。ほとんど反対方向の牛原山にアンテナを向けるとOKとなった。牛原山にはNHKの中継アンテナがあるのでNHKが入るのはわかるのだが、民放もよく入る。どうも牛原山自体が北西からとんでくる民放電波を反射している様子。よかったよかった。

ローカルの天気予報はとても便利。地元情報もバッチリ。NHK総合も見られるのでクロ現を見ながら「クニヤのバカ!」を連発することも出来る。地上デジタルにしてよかった。

蛇足。東京で地上デジタルアンテナ工事を頼んだときは、若い担当が一人でやって来て30分で済ましてしまった。今日は南伊豆町から専門業者が来たが、3人がかりで2時間以上かかった。とても丁寧にゆっくりと仕事をするのだ。工事費用はほとんど同じ。これで果たしてペイするのだろうかと人ごとながら心配になったよ。

2011年6月22日水曜日

松崎の岡村造船所のオールドソルト

雑誌「舵」6月号に松崎港にある岡村造船所の岡村彰夫さんのことが出ていたので、要点メモしておく:

2011年6月20日月曜日

松崎のポストは赤くて丸い!

松崎の街で懐かしいポストを見かけたのでパチリ:


いっしょに大塚のボンカレーの看板(松山容子)やアース渦巻の看板(由美かおる)なんかがあったら最高だったんだけれど、さすがにそんな看板はなかった。

2011年6月19日日曜日

宇久須のラーメン屋さん「大慶」はお客でいっぱい!

昨日松崎から帰ってきた。朝のうち物置の据付などで時間が掛かり出発したのは午後1時頃。宇久須あたりで腹が空いてきた。かねてから看板だけみて前を通り過ぎているラーメン屋さん「大慶」に:

らーめん大慶

驚いたのは遅い時間にもかかわらず(おまけに大雨にもかかわらず)お客がいっぱいであること。メニューは各種ラーメンと餃子だけ。カウンターに座り亭主がラーメンを作るのを見ていたけど、動きに無駄がなく、能率的にどんどんラーメンを作っている。それでも顧客がどんどん入ってくるので、店は常にお客でいっぱいなのだ。おいらはラーメンの旨いマズイを判断出来るほどのラーメン通ではないけれど、頗る美味しかったです。

土肥峠の牛乳ラーメンと言い、西伊豆はラーメンが旨い。

2011年6月17日金曜日

蛇石峠から伊浜へ抜ける道

ルート




かなり狭い。伊浜の集落に入るとこれまた急斜面に狭い道。冒険ドライブ。

2011年6月16日木曜日

お魚の干物は素揚げにしたら美味しい!

きょうは雨。早めの晩飯でも作ろうかと冷蔵庫を見ると先月漁協の直売所で買った干物の冷凍がある。焼いたら旨いのだろうが、においと煙と後片付けがたいへん。ふと思い立って、油で素揚げにして食ってみたら、これがなかなかいけました。

においも煙もなんにも出ない。少々の小骨はそのまま食えるので無駄がない。お魚は塩焼き、干物は直火で焼くのが正しい食べ方というのは固定観念だな。おいらはひょっとすると料理の天才なんじゃないかしら。

2011年6月15日水曜日

宝蔵院から一色(仁科)へ抜ける道

このルート:


より大きな地図で 門野から一色へ を表示

外部海岸から門野まで登っていって、門野で左折。そのまま宝蔵院入り口まで行って、一色に下りる。舗装されてはいるが、折れ枝は勿論、倒木や落ちてきた岩がそのまま放置されているので、オフロード気分が味わえる。軽四駆がいい。

2011年6月14日火曜日

「はやま」の薩摩揚げはサンフレッシュで買える!

松崎町の「はやま」の薩摩揚げは文句なしに美味しい。今日も買おうと思って製造元販売所に昼過ぎに行ったら、もう売り切れ。女主人が申し訳なさそうな顔をして、近くの八百屋さん(松本)でも買えるのだがもう売り切れている時間だろうから、この道を真っ直ぐ行って、橋を渡り、国道のバイパスまで出て、左に曲がり、左側のKマートの隣のサンフレッシュで売っている。今朝、大量に仕入れたばかりだからまだあるはずと教えてくれた。さっそく行ってみるとありました。松崎の人はとても親切である。

製造元ではお仕着せのパックしか売ってないけど、サンフレッシュではばら売りをしている。これなら独り身にも便利だろう。

牛原山への登り道はきつい!

松崎町から堂ヶ島、田子まで(天気がよければ富士山まで)を眼下に見わたすことが出来る絶景ポイント。松崎町のすぐ裏の山だが、道幅が狭く勾配がきつい。普通のクルマじゃしんどいかも。軽の四駆がいい。ルートは:


より大きな地図で 牛原山 を表示

地図に松崎町が表示されない場合は、どんどん拡大してください。出てきます。

舗装道路が切れるあたりに看板が出ている。「この先ダニが大量発生していますのでご注意ください(松崎町)」とある。さっそく窓を閉め切り展望台下のギリギリまで歩かないでジムニーで行くことにした(4駆でないと走れない部分)。大自然は必ずしも人間に優しくない。

展望台からの景色(クリックで拡大):


ダニの恐怖と戦いながら見るだけの値打ちがあります。

2011年6月10日金曜日

松崎「南苑」の中華はすぐに出てくる!

きのう書き忘れたこと。松崎の江奈の交差点から浜の方に入ったところに「南苑」という小さな中華料理屋がある。なんの変哲もない町の中華屋さんだが、特筆すべきことが一つ。サービスが速いのだ。

松崎では、何でもかんでも時間が掛かる。メシを食うにも注文してから15分は待たねばならない。刺し身定食が出てくるのに20分も待ったことがある。刺し身って、切るだけじゃないの? いわゆる「ツーリスト・トラップ」のメシ屋はだいたいそう。でもここは違う。注文するとサッと出てくるのだ。地元客が多いからだろう。これは特筆するべきことですよ。

ここの焼き蕎麦はいわゆる堅焼き蕎麦というやつで本格派(最近の焼き蕎麦は柔らかいのが多いね、あれは関東の悪習)。具もたっぷり入っていて、とても満足度が高い。おすすめ。

定休日は火曜日とのこと。

2011年6月8日水曜日

「塩鰹うどん」はヨードがいっぱい!

いま西伊豆で話題の「塩鰹うどん」。まだ食べたことはなかったのですが、仁科のベスト電器向かいの喜久屋食堂に幟が出ていたので「初体験」。なかなか美味しかったです。川海苔(岩海苔)がたっぷり入っているし、付け合わせの大盛りのワカメの塩鰹掛けも非常によかった。おかげでおいらの甲状腺はヨードの飽和状態。放射性ヨードがいくら舞い降りてきても平気の平気。

「しおかつおうどん」を食べることが出来るお店は、ここ。どんどん広がっているようで、ご同慶の至り。

2011年6月7日火曜日

松崎の「楼蘭」には平日行くのがよい!

松崎の楼蘭の中華料理はなかなかのものです。あの辺の食事はどうしてもお魚ばかりになってしまうので、楼蘭に来るとほっとします。新宿にごく普通にある中国人がやっているメシ屋と同じレベルの料理が食える。ただいわゆる「ランチ定食」ってのがないので、おかしいなと思っていたのだけれど、それはいつも行く日がたまたま週末だっただけの話。平日にはちゃんと「平日ランチ」なるものがあるんですな〜。知らなかったです。

6種類のメニューから選べてなかなか美味しいです。中国人がやっている「本格」中華メシ屋はスープが個性的すぎる場合が多いのですが、ここのスープは炒飯に付いてくるような懐かしい醤油味スープ。いいですよ。おすすめ。

場所、連絡先などは下のリンク:

楼蘭

2011年6月6日月曜日

「プロヴァンス・ド・すずき」のスズキのポワレが旨かったこと

このお店(リンク先に地図あり):

プロヴァンス・ド・すずき

なかなかのお味でしたよ。スズキはやっぱりお魚の王様。身もぐっと厚く最高だった。スープ・ド・ポワソンはかなりしっかりした味(赤身魚を多く入れているみたい)。付け合わせの野菜がまたいい。普通の住宅みたいな感じの店だが、オープンキッチンでありシェフの料理のやり方を見学出来る。松崎でフランス料理が食えるとは知らんかった。おすすめ。

石部の棚田には上から入るのがいい!

石部の棚田は有名だけれど、国道から登っていくのはややこしい。上から下っていく方がよさげ。ルート:


より大きな地図で 石部の棚田 を表示

松崎(道部)から蛇石峠に抜ける道を少し行くと、岩科郵便局の手前に岩科川を渡る橋があるのでそれを渡る。あとは山道をどんどん進む(狭い)。登りきったあたりに「石部の棚田」という看板が出ているので右折。棚田の中を石部集落まで下りて行ける。この棚田には「オーナー制度」というのがあって、自分で棚田を所有して自分の米を収穫することが出来るそうだ。詳しくは松崎町役場に聞くこと。

林道を通って門野に行ってみました!

ルートは:


より大きな地図で 松崎の林道 を表示

仁科方面から国道を来て松崎の入り口、外部海岸(新港)の江奈よりのタイヤ屋さんの角から山に登る。国道のこの道、かなり細い。軽自動車でないと無理。道路にミカンなどが転がっている場所もあるよ。昔ながらの山村風景が楽しめる。門野からは船田川沿いに下って帰一寺の近くに出る。

2011年5月29日日曜日

お勧めしない道 - アサンテサーナから小さなお便り 「南伊豆の小径・・・」 - 楽天ブログ(Blog)

お勧めしない道 - アサンテサーナから小さなお便り 「南伊豆の小径・・・」 - 楽天ブログ(Blog): "そうです!これが「お勧めしない道」県道59号なのです。"

同感。仁科峠近辺では道が細いのですれ違いに困るところが多々。湯ヶ島を越えてスカイラインに入るまでの区間も同じ。

2011年5月1日日曜日

伊豆文邸でお汁粉サービスが!

昨日、松崎の街を歩いていたら、面識のない町のおばさんから「伊豆文邸ではお汁粉のサービスがありますよ」と声を掛けられた。さっそくお汁粉をいただきに。部外者にも気軽に声を掛けてくれる松崎町のサービス精神は嬉しい。

ちなみに、伊豆文邸とは明治からの商家。いまオーナーの好意により無料公開されている。無料足湯もある。明治時代に建てられた建物だが、いまだに残っていると言うことは、津波の被害にも遭わなかったと言うこと。地震が来ても大丈夫なのだろう。

2011年4月27日水曜日

「蔵ら」で1000円ランチが始まったらしい(テレビ東京)

「蔵ら」とは松崎の新名所。ここで紹介:
Letter from Matsuzaki: 「蔵ら」のランチはとてもいい!
500円の日替わりランチとサンマ寿司が売りだったものだが、さっきテレビ東京をみていたら、今度から1000円ランチも登場したとのこと。なかなか豪華。

う〜ん、いままで500円の日替わりランチと、500円のサンマ寿司(単品)を注文してたのだが(このチョイスが最強だと思ってた)、どっちがいいのかな〜。悩みますね。

2011年3月12日土曜日

「時々、デジカメ散策」によれば松崎の町は無事だったようだ!

このニュース:
おすましの 鴎港へ 春嵐|時々、デジカメ散策: "伊豆地方は津波避難勧告が出されましたが、無事でした。お見舞いをくださいました皆様に感謝しております。"

安良里は大丈夫とのことだったが、松崎町の様子がわからず心配していた。平穏な様子でなにより。

松崎町役場ホームページ 津波避難地図(ハザードマップ)

この地図、プリントして壁に貼っておこう:
静岡県 伊豆 松崎町役場ホームページ 津波避難地図(ハザードマップ): "津波避難地図(ハザードマップ)は、静岡県の実施した第3次地震被害想定等をもとに、津波によって浸水する範囲や危険箇所、避難場所、避難経路などを示した地図です。
想定されるマグニチュード8クラスの東海地震が発生すると、津波の第1波は地震発生の8分後松崎港に到達し、発生後16分で最大浸水範囲の全域が浸水し、時間的な猶予が少ないため、迅速な避難行動が必要となります。

日頃から住んでいる地区の危険箇所や避難経路を確認するとともに、いざという時に備えてご自宅から避難場所までの経路などを地図に書き込んで、見やすい場所に貼っておきましょう。"

2011年3月3日木曜日

薪は下田のハンディーで買える

出入りの燃料屋に薪の入手について聞いてみたけれど、結局に西伊豆と松崎では売っていないとのこと。あれほどいっぱい樹が生えているのに、また伐採した原木を積んだトラックはよく見かけるのに、「いまは品不足」とのことだ。考えてみれば聞く相手が悪かった。LPGや灯油が売れなくなったら困るんだもんね。

新潟に薪の通販をやっている会社があるのでお試しで頼んでみた。よく乾燥させたいい薪を送ってくれたが、送料が高すぎ(郵便局の宅配便を使うのだが、送料は薪の値段と同じぐらいする)。トラックで送ってもらうにしてもいくらなんでも新潟は遠い。普通ホームセンターで売っているのだが、仁科のコメリでは売ってない。

先日下田に行ったので蓮台寺駅前のハンディーをのぞいた。置いてました。一束680円。乾燥度はイマイチだが、十分使える。軽トラックも無料で貸してくれる。ただ1時間という時間制限がある(延長は認めない由)。

下田往復を1時間以内でするとなると、かなり厳しいけれど、やってみる価値はありそう。

雛祭りにはやっぱり桜餅だな

松崎では桜餅のことを「桜葉餅」というようだ。長八美術館の前のここで買える:
伊豆松崎「名物桜葉もち」桜味堂 : ☆桜味堂おすすめ商品
ちゃんと「道明寺」なのが嬉しい。東京では「長命寺」ばっかりなので、物足りなかった。

桜餅はやっぱり道明寺だと思う。

でも、どっちが本家かというと、いろいろ意見がある。ここ:
「桜餅は道明寺が本当の桜餅だ」(星野知子)vs. どちらが元祖かというと、考案の由来や販売記録が文献に残る長命寺桜餅が有力で、それが関西に伝わる際、道明寺粉にア レンジされたと思われる。
西伊豆は文化的には上方(京都)に近いのだ。

2011年3月2日水曜日

三島から伊豆中央道への抜け道

こんな抜け道があったんだ。136号線の南三日町交差点から函南の交差点まではいつも混む。おまけに右折車が結構多くて、真ん中の車線を走っていると立ち往生することが多い。情報感謝、something さん:

三島から伊豆中央道への抜け道


2011年3月1日火曜日

「仏の小道」


道に沿って小さなお地蔵さんが並んでいる。むかしは旅の途中で行き倒れになった旅人の霊を慰めたものだという。いまは松崎を訪れる観光客の安寧を祈るものとなっているそうだ。今も昔も、人生の旅は過酷だ。

2011年2月28日月曜日

下伊那神社の「虎」


トラには見えないんだけれど、トラと書いてあるからトラなんだろう。ネコちゃんみたいでかわいい。

浄泉寺

下伊那神社の隣。


左側の経堂がある。中に輪蔵が。一回しすると一切経を読むのと同じ御利益がある由。一回100円。大きなものだが軽く回った。よくメンテナンスされたメカニズム。


寺の中の墓地を抜けて「仏の小道」へ。間違えて上に登り山の中に入り込んでしまった。いい運動。

2011年2月27日日曜日

船寄神社

うちのすぐ下にある神社。神様の上に住んでいるというのはなんとなく居心地が悪い。畏れ多いので、お参りをしておいた。


縁起はよくわからない。西伊豆の海賊は熊野から船に乗ってやって来たというから、それを記念して「船寄神社」なのではないかと勝手に推測する。


神社裏の高木。樹齢何百年か。


でっかいツバキもあった。こんな大きなツバキははじめて見た:

2011年2月24日木曜日

「キャベツの丸ごと蒸し煮」を作る

野菜を食べたい感じがしたので、キャベツを大量に食うことにした。うまかったので大満足。レシピ:

  1. キャベツ一個。芯を抜く。内側から適当に切り込みを入れる。
  2. 厚手の鍋でベーコンの細切れをいためる。200グラム程度でいい。
  3. 水を1リットル入れて煮立てる。塩胡椒。
  4. キャベツを芯を下にして入れる。蓋をする。
  5. 弱火で40分間煮る。おわり。

出来上がったキャベツを鍋ごと食卓に(大皿に盛ればまさに「豪華料理」となるが盛りつけが難しい)。スプーンで切り分けることが出来る。キャベツはとろとろ。少人数ではとても食べきれない。これだけでお腹がいっぱいになること保証付き。ヤオハンではキャベツ一個248円。

今回、鍋はキャプテンスタッグのダッチオーブンを使った。蓋が厚くて重いのでキャベツが少々はみ出しても上から押さえつけてくれる。


2011年2月18日金曜日

「西伊豆の情報(オンライン)」という欄をサイドバーに入れた!

サイドバーに「西伊豆」というキーワードでつぶやかれた Twitter を実況中継する欄を作った。BLOGOS でやっていたのでマネをした。コードもあそこから拝借(ちょっと手を加えるだけで使える)。みんなが西伊豆について何を言っているのか、一目瞭然。面白いよ。

BLOGOS とは池田信夫氏がやっている言論空間。昔はおいらが書いたブログ記事はほとんど載せて貰っていたんだけれど、最近のおいらは軟弱な遊びのことしか書かないから、いまは無視されている見たい。

2011年2月16日水曜日

Captain Stag の「炭焼き名人」でホントに炭焼きの名人になれる!

これ、まさに優れもの:
炭を入れて(2キロ程度入る)、下に新聞紙をまるめて入れて、マッチで新聞紙に火を付ける。新聞紙はすぐ燃え尽きてしまうのでなんだか心配だが、そのまま放置。20分もすればいっぱいに詰めておいた炭が真っ赤に熾っている。まるで信じられないほど簡単。

後は、バーベキュー台に炭を広げて澳を作り、ものを焼くだけ。アルゼンチンスタイルのアサードでも、海鮮焼きでも干物でも、何でもこいの状態になる。

ちなみに、アサードのコツは「澳」を使った弱火での調理。小さな炭熾し器で炭に火を付けて七輪でその上に炭を足すと、調理中に炎が出たりして火力が強くなりすぎるキライがある。一挙に大量の「澳」を作ることが重要。この「炭焼き名人」は大きいので大量の炭を熾して澳を広い範囲に広げることが出来る。おすすめ。

2011年2月15日火曜日

西伊豆の大地はとてつもなく古いのだ!(日本シームレス地質図)

ここで勉強した:
山林、杜の人のブログ: 全国のシームレス地質図を読むと山々や平野の出来た原因と年代が分かります!: "日本の全国の地質図が詳細にインターネット上に発表されています。産業技術総合研究所の「地質調査センター」が税金を使って長年月の努力で作成したものです。 http://riodb02.ibase.aist.go.jp/db084/maps.html をクリックすると詳細な地質図が出て来ます。ある特定の地点にカーソルを合わせると、その地点の地質がどのような原因で何時頃出来あがったかが図の左にある表の中に明記されます。"
拡大すれば非常に細かく地質分布を見ることが出来る。西伊豆町の地質は1500万年前から700万年前のもの。黄金崎は更に古く2200万年前から1500万年前のもの。富士山なんかは、たかが1万8000年前に出来たことを考えると、この古さは尋常ではない。

「蔵ら」のランチはとてもいい!

松崎町役場の並びの古民家を利用したお土産物やさん。昼にはランチが出る。とてもおいしい。500円。値段もさることながら量が年寄りにはちょうどいいのが嬉しい。先週行ったときはサンマ寿司が出たが、押し加減といい、酢加減といい、まさに絶品でした。
蔵ら
〒410-3611 静岡県賀茂郡松崎町松崎319−1
0558-42-0100
古民家は生糸で財を築いた依田家のものだったそうだ。依田佐二平の書がある襖絵も残っている。地元の主婦の方々など15人で出資し運営されている。本格インドカレーもある。

2011年1月28日金曜日

室崎

松崎町から岩地に行く「彫刻ライン」の途中に室崎という岬がある。通ったときにあまりの絶景に驚かされたが、地名は知らなかった。ここは室崎というのだ。これ:
スポット詳細[室崎]-じゃらん観光ガイド: "富士見彫刻ラインの中間。富士山の展望と夕陽の名所。"
でもこの写真じゃ、絶景ぶりがよくわからない。次のページを見れば納得する:
雪に雲 絡みて三角 富士となる|時々、デジカメ散策: "予定になかった富士山を室場まで撮りにいきました。素晴らしい富士山でした。"
「室場」と書かれているが「室崎」のことだろう。地元の人はこういう言い方をされるのかもしれない。

ちなみに海図には「室崎」は名称としての記載はない。でも陸上地図には名前の記載がある。逆に、北側の「アジョーガ埼」は海図には名前の記載があるが陸上地図には記載がない。海から見る重要性と陸から見る重要性の違いだ。

アジョーガ埼と室崎の近辺を結ぶ線が、松崎港の港湾水域と外海との境を示す。内と外では航行法規が違う。

2011年1月25日火曜日

松崎町の神社仏閣【神社・仏閣まっぷ】

このサイトは参考になる:
神社・仏閣検索 松崎町 【神社・仏閣まっぷ】
地図、写真、それに口コミ情報まで入っている。おいらの勉強のためにちょっと抜き書き:

2011年1月24日月曜日

松崎近辺の「うまい」ところ

近くのペンションのHPから拝借:
うまいや- マスタ-紹介!「厳 選」うまいや-を、ママが推薦します!
何故かこれから先のリンクが切れているが、名前から場所を見つけるのは簡単。適当にリンクを入れておいた。これこそ、真性「地元口コミ情報」だな。

2011年1月21日金曜日

西伊豆では洗車ホースは必需品なのだ!

自分で云うのもなんだが、おいらは生まれつきの不精者。クルマの洗車なんか年に二三回しかやらない。ホコリは時々ハンディーモブで拭くだけ。それも面倒なのでウィンドウォッシャーを回して済ませることが多い。ところが西伊豆ではとてもそんなことでは済まない。西風が吹くと波も半端じゃないし、雲見の高さ100メートルもあろうかという崖上の道路にも飛沫が飛んでくる。クルマは塩だらけ。錆の元。固く付着するので水洗いしないとダメ。

さっそく仁科のコメリでロール式の洗車ホースを買った。2000円也。接続ソケットがちゃちなので大丈夫か心配だったけど、ちゃんと繋がりました。固くとも塩なので水で流せば溶けてしまう。でも毎日洗わないといけない。

西伊豆のさかなの干物がうまいのは、西風で飛んでくる塩のためだと思うよ。

話は変わるけど、コメリってのは全国どこにいっても店の作りが全く同じ。入り口から商品の配置まで全く同じなのだ。全農中の指令の下に一斉に同じ方向に動き出す農業団体みたい。あはは、おいらも塩っぽくなってきたぞ。

松崎の「ヤオハン+ダイソー」のセットは最強の組み合わせ!

松崎で驚いたこと。ヤオハンがあるのだ。おしんが一代で作ったヤオハンは子供たちが潰してしまったと思っていただけに、ちゃんと残っていたことに感激。さっそく買い物にいってきた。もちろん広い駐車場が完備されているし、品揃え豊富。いつも飲んでいるバーボンや豪州産ボックスワインもちゃんとある。おまけに東京の YaMaYa より安い。輸入肉もたくさんあるし、焼きたてのバゲットもちゃんと売っている。新宿のスーパーなんぞよりはるかに立派である。

もっとすごいのは同じフロアにダイソーがあること。たいていの日常品の買い物はこのフロアで完結してしまうのである。ちなみに新宿余丁町近辺では、100円ショップは最近廃業。スーパーの品揃えは極端に貧弱だし、酒類や肉は遠くまで買いにいかないと行けない。パン屋も定休日を気にしていないと買いそびれるし、駐車場が付いているスーパーなんかないし、余丁町の生活はまるでチベットに暮らしているようなもの。松崎の方がよほど便利だ。

ただ、便利すぎて歩かなくなるのが玉に瑕。新宿では日常的な買い物だけで一日4000歩は歩かないと生きて行けないが、その強制された運動のおかげで東京の寝たきり老人の比率は全国で一番低いと聞く。ここではあまりにラクチンなので寝たきりにならないかと心配。

2011年1月20日木曜日

船原峠の牛乳ラーメンがおいしかったこと

ゴミを雲見まで持ち込んだりなんかしていて出発時間が遅れ、土肥から船原峠に登る山道の途中でお腹がすいてしまった。坂の途中で牛乳屋さんがやっている「牛乳ラーメン」というものがあることは知っていたがまだ食べたことがないので一度食べてみることにした。あまり期待はしていなかったのだけれど、これ、正直すごくおいしかったです。

一見どこにでもあるようなドライブインで「グリーンヒル」という名前。店の前に牛の像がある。ラーメンは600円。日替わりランチは650円(今日はカレーそばとシイタケの天ぷらだった)。まわりにはなんにもない小さい店だが、地元の男性客が多い(これトラックが多く停まっているメシ屋がうまいのと同じで、グッド・レファランス。地元の男性はまずいところには行かない)。

いままで、土肥から下田街道と合流する出口までは食い物屋はないので、辛抱してただひたすら走り続けるというパターンでやって来たが、これは正直いい発見でした。おすすめ。

松崎ではゴミ出しも観光ドライブ

東京に帰る前にゴミを処分したいが回収日を過ぎている、どうしようかと役場に聞くと「クリーンピア松崎」まで持ち込めばいつでも大丈夫とのこと。さっそく持ち込みましたがそのクリーンセンター(クリーンピア松崎)は雲見にあるのだ。江奈からはクルマで半時間ぐらいかかる。松崎町は広い!

しかし途中の風景は抜群。道部、岩地、石部、雲見と海岸沿いに走るのだが、絶景である。まさに「日本一」。道路沿いに連立する彫刻もいい(彫刻ラインというそうだ)。楽しめます。

クリーンピア松崎では感じの良い女性が指示してくれる。まずクルマを計量台に乗せ重さを量り、それから処理場入り口まで移動させると自動的に重い扉が開く。中の職員にゴミ袋を渡し、出口から出て再度計量台で重量チェック。差分が出したゴミの重さとなる。女性職員のOKサインが出ておしまい。松崎町指定の袋に入れてあればタダ。

同じ道を帰ってくるのだが、今度はまた別の方角から風景を楽しめる。風が吹いているのでフロントウィンドウが塩だらけになるが、このゴミ出しドライブはなかなか楽しめるのでクセになりそう。

2011年1月19日水曜日

段ボールはいい薪になる!

荷物が届いて大量に処分しなければならなくなった段ボール箱。燃やしてしまった。東京ではこんなこととてもできない。

こんど移ってきたところは築20年のオーナーが三代替わった古いリゾートハウス。バブル期に建てられたものだけあって、暖炉なんかが切ってある。ところが内部のレンガはまだ真っ白。先代、先々代とも、全く暖炉は使用していなかったのだ。試してみようと思って仁科のホームセンターで薪を探したが売ってない。外部海岸に打ち寄せられている流木を拾ってこようかとも思ったが、面倒くさいのでおいらも使ってなかった。ところがこんどの段ボールの山。恰もよしではないか。早速燃やしてみました、段ボール。勢いよく燃えた!

段ボールはカッターナイフで薪ぐらいの長さに短冊形に切りそろえる。新聞紙をまるめて火を付けてからは段ボール薪を次々と入れるだけ。ごうごうと燃えて結構火力が強い。

欠点はカッターナイフで切る作業が結構たいへんなことと、火持ちがそれほどよくないこと。でもタダなのがいい。剪定屑などがあれば段ボールが燃えているときに追加して燃やしてもいい。なかなかよく設計された暖炉で煙の逆流もない。こんなに良い暖炉があるのに、先代と先々代にとっては宝の持ち腐れだったみたい。

山の中で焚き火をするのもいいけど(おいらは焚き火の達人)、部屋の中の焚き火もいいですよ。

2011年1月16日日曜日

『伊豆ジオパークマップ』は東伊豆ばっかりらしい!

この本、アマゾンで見たんだけれど、西伊豆がカバーされてなさそうなので買うのを止めていた。やっぱりそうらしい:
風寒く 自転車子供に 追い抜かる|時々、デジカメ散策:"伊豆ジオパークマップが本屋に入ったということから、寒風の中を出掛けました。頭の芯まで凍るような寒さです。しかし、手に入れたマップは伊東を中心とする東海岸でわが松崎はまったく抜けていました。"
とりあえず火山活動が活発なところは東伊豆だから、地震の専門家なんかの興味はあっちに行くんだろう。続編に期待。

2011年1月14日金曜日

翔鴎号|キャプテンズブログ:「坂の上の雲」はいまのニッポンには役に立たない!

下田の大船長のブログ。卓見である:
翔鴎号|キャプテンズブログ: "現在の日本が停滞から抜け出すためには「坂の上の雲」はあまり役立たないかもしれない。"
物質的に「なんでも一番」の夢を追い求め、それを達成したことで幸せになる時代は、確実に終わりを告げた。経済的な幸福よりも「分相応」の幸せで満足することが大切。でも幸せでいるためには「最低限の物質的裏付け」は必要。そのためにはニッポン人は最低限に「生産的」でなければならない。

伝統文化も結構だが、「文化」を言い立ててお上や他人のカネを当てにするだけでは、国民経済の「扶養家族」にしか過ぎない。イタリアみたいによその国からも「カネ」をもぎ取れるだけの意味のある価値を元々持っているか、もしくはそれを生み出さないといけない。

なかなか難しい問題だが、要はバランスの問題である。「分相応」で行くしかない。

こんなブログも発見:「伊豆スケ・ブログ」

伊豆スケ・ブログ

Twitter で教えてもらった。

時々、デジカメ散策

こんなブログがあった。写真がとてもきれい:
時々、デジカメ散策

松崎花散歩西伊豆自然写真

こんなページを見つけた:
松崎花散歩西伊豆自然写真

雪のアルプスが見えると風が強くなるらしい!

ここで勉強:
あうんの日記:アルプスと富士山: "特に風が吹いた後は対岸の景色が一変する。
焼津、清水の陸地の上に雪をかぶったアルプスが見え始めるのだ。
地元の漁師さんは雪のアルプスが見えると風が強くなるから・・・と言って出港しない。
安良里港でアルプスを眺め、更に帰路の土肥付近でアルプスの続きと富士山を眺めた。

アルプスは雪が積もり、真っ白な稜線を見せている。"


安良里港の写真もある。おいらの「でんでん」が一番左端に見える。

2011年1月13日木曜日

堂ヶ島の白い崖は軽石が海底にたまって出来たものだそうだ!

『伊豆の大地の物語』によると:
(堂ヶ島の)天窓洞付近の白い地層は、白色の軽石が海底にたまってできた軽石凝灰岩である。
えっ? 軽石は水に浮くから海底に沈むわけないじゃんと思ったら、ちゃんと説明があった:
軽石は、文字通り最初は気泡を含んで軽いため、海面に浮いたり、海中を漂ったりする。しかし、徐々に内部に浸水し、やがて岩片とともに海底に沈むことになる。
とのこと。

軽石凝灰岩とは:
凝灰岩 - Wikipedia: "軽石凝灰岩(浮石凝灰岩、pumice tuff)"

要は大谷石だな。

黄金崎の岩は「プロピライト」というらしい!

ここでお勉強:
プロピライトって何? - 西伊豆駿河湾 お刺身が評判の宿 伊豆一 2代目宿日記 - (Blog):
"黄金崎の特徴で、岩が黄色いんですね
風化した安山岩が黄褐色に変化したもので
昭和63年には、静岡県の天然記念物に指定されました。
プロピライト(propylite、変朽安山岩)とは
二酸化炭素を含む溶液の作用で変質した安山岩。
角閃石や黒雲母の緑泥石・方解石化、
斜長石の曹長石・緑簾石化で淡褐緑色を呈するのが特徴。
現在は岩石名としては使用されていない。"
ちなみに安山岩とは:
安山岩 - Wikipedia: "安山岩(あんざんがん、andesite)は、火山岩の一種。深成岩の閃緑岩に対応する。英名の Andesite はアンデス山脈に多く産出することから名づけられている。和名の安山岩もアンデス山脈の「アン」の当て字である。"

爪木崎灯台

あうんさんの灯台めぐり。こんどは爪木崎:
あうんの日記:爪木崎: "爪木崎もクルージングでよく通過するが、なかなかの難所。波が悪く、ちょっと吹くともみくちゃにされる海域だ。

ここでも普段横目で見る灯台を訪ねてみた。花畑を通過した高台にある。石廊崎などの灯台と比較されるためか、とても小さな印象があったが、現物は実に大きな立派な灯台だった。

更に驚いたのは水仙の花畑に通じる砂浜、入り江(下段3番目の写真)がことのほか美しく、透き通った海が南の海を彷彿とさせていた。"


場所と灯質:
爪木崎灯台 Fl 4sec38m17M 34°39.30′N 138°59.40′E

「伊豆ジオパーク」構想の概要固まる!

今朝の新聞:
伊豆ジオパーク 県構想、指針書概要固まる
01/12 07:55

 県が静岡大の小山真人教授に委託して作成を進めてきた伊豆半島ジオパーク構想の推進指針書の概要が11日、明らかになった。伊豆ジオパークのテーマを「南から来た火山の贈り物」と設定し、2015年度までに“地質の世界遺産”と呼ばれる世界ジオパークの認定を目指すとしている。

2011年1月12日水曜日

Twilog さっそく登録!

Twitter をブログにしてくれるサービス:
橋本尚幸(@denden_sencho) - Twilog

下田港への夜間入港、恵比須島灯台

下田には昼間しか入ったことがないけど、暗くなったら須崎の恵比須灯台だけが頼り。覚えておこう:
あうんの日記:恵比須島: "下田港の東側には須崎港がある。その須崎港の入口に小さな島がある。島の名前は恵比須島。チャートで見ても実に小さいのだが、ここには夜、岩礁の危険を知らせるためにグリーンと赤の光が海面を照らす指向灯がある。"
恵比須灯台の灯質は:Dir Occ w r g 4sec31m16,16,16M

意味するところは、指向灯(正面白色、右危険赤色、左危険緑色)、4秒周期の単明暗光(一定の光度を持つ光を一定の間隔で発し、明間が暗間より長いもの)、灯台の高さは31メートル、光達距離は三色とも16海里。

石廊崎から下田に向かうときは、この指向灯台が常には白色に見えていなければならない。赤色に見えるとサク根にぶつかる。緑色なら後藤根かミョウチャン根に乗り上げる。

勿論、指向灯台が白色に見えるからといってどんどん突き進むと、灯台がある恵比須島の岩礁に乗り上げてしまう。下田港入り口突堤の灯台(赤灯台)が34°Mに見えるところで下田港に向けて転進すること。

堂ヶ島トンボロ現象:時刻表

このページで堂ヶ島の干潮時間と潮高がわかる。潮高が50センチ以下まで下がると三四郎島が繋がるのだ:
洞くつめぐり遊覧船:
"海に道ができる!?!不思議なトンボロ現象

左表の潮高が50cm以下の時に現れます。"

2011年1月11日火曜日

西伊豆町、松崎町の Wi-Fi FREESPOT

予想以上に少ない。eMobile でやれる MacBook Air はいいんだけれど、おいらの Kindle は Wi-Fi だけの仕様にしている。こまったな。

西伊豆町
FREESPOT
伊豆西海岸 宇久須温泉 ホテルニュー岡部 (ロビー付近)
〒410-3501 静岡県賀茂郡西伊豆町宇久須2102-1
TEL.0558-55-1111
24時間  

海辺のホテル サンセットリゾート
〒410-3514 静岡県賀茂郡西伊豆町仁科浮島3028-2
TEL.0558-53-2000
24時間  休日:不定休

海鮮焼かねじょう
〒410-3501 静岡県賀茂郡西伊豆町宇久須189-2
TEL.0558-55-0708
11:30~21:00  休日:無休

松崎町
FREESPOT
静岡県自動車学校 松崎校
〒410-3614 静岡県賀茂郡松崎町岩科南側17
TEL.0558-42-0600
08:30~20:00平日<その他>  休日:無休

桜田温泉 山芳園
〒410-3625 静岡県賀茂郡松崎町櫻田569-1
TEL.0558-42-2561
08:00~21:00  休日:不定休
でも「カネジョウ」さんに行けばいいのだ。メシを食いながら Kindle DL が出来るぞ。

「岩海苔」についてのお勉強

なんと特別の種類の海苔ではなかったのだ。天然物だったらどんな海苔も「岩海苔」となる:
岩海苔 - Wikipedia: "岩海苔(いわのり)とは、海苔と呼ばれる食用藻類のうち、岩場に自生している天然のもの及びその加工品の総称である[1]。日本各地や朝鮮半島で採取され、食用となっている。

生物の分類学的には多様な種の藻類が含まれており、進化系統に依拠した区分ではない。スサビノリやウップルイノリ、マルバアマノリなどアマノリ属の紅藻類の天然物を指すことが多い。養殖海苔はスサビノリなど限られた種類が広い地域で共通して生産されているのと比べ、岩海苔は地域性が強い。

岩海苔は天然物か否かにより定義されているため、生物学的に同じ種の藻類であっても、天然物であれば岩海苔、養殖であれば岩海苔ではないことになる。ウップルイノリのような天然物が多い種を養殖したものも、以前は「岩海苔」と称して流通することがあったが、現在の日本では、優良品と誤認させる表示として景品表示法により禁止されている。"

2011年1月10日月曜日

西伊豆町・松崎町の日帰り温泉

リストアップしておく:

西伊豆町宇久須
西伊豆町浮島
西伊豆町堂ヶ島
西伊豆町祢宜の畑
松崎町

結構いっぱいたくさんあるのだ!

写真のモデル選定では、一生懸命な西伊豆町の勝ち。

せせらぎの湯 堂ケ島温泉・仁科の観光スポット:るるぶ.com

西伊豆町で一番新しい町営温泉:
せせらぎの湯 堂ケ島温泉・仁科の観光スポット:るるぶ.com: "西伊豆町の市街地から県道を天城湯ケ島町方面へ1.5kmほど走った、仁科川の対岸に立つ町営の温泉施設。西伊豆町では一番新しい日帰り施設なので、まだあまり知られていない穴場的な存在だ。小ぢんまりとした館内には男女別に大浴場があり、石造りの浴場は天井が高く、開放感ある造り。外に続く露天風呂も石造りで、タイル張りの浴槽に浸かれば、川からの風が心地よく、思わず長湯してしまいそうだ。入浴後は広間でひと休みできる。"

露天風呂もある!

伊豆半島は西に傾いている(小山真人)

『伊豆の大地の物語』から:
伊豆の東海岸は隆起し、西海岸は沈降しつつあると考えられている。つまり、伊豆半島は徐々に西に向かって傾いているのである。この傾きの原因は、おそらく駿河湾でのプレートの沈み込みであろう。伊豆はプレートの移動とともに、駿河湾の深みへゆっくりと引きずり込まれているのである。
確かに東海岸では平野が多く傾斜はゆったりとしているが、西海岸では急だ。平地もあるが川に沿っての渓谷のようなもの。「駿河湾の深みにゆっくりと引きずり込まれている」とは、なんとなく怖ろしいけど、おいらが生きている間は何も起こらないだろうから、安心。

西伊豆・田子のひもの「入久水産」 干物:ミリン干し:アジ:キンメ

みりん干しがおいしそう:
西伊豆・田子のひもの「入久水産」 干物:ミリン干し:アジ:キンメ:”このたび、入久水産の『さんまみりん干し』と『むろあじの干物』が西伊豆町商工会より西伊豆自慢品に認定されました。”

場所は:
http://maps.google.co.jp/maps?client=safari&rls=en&q=静岡県賀茂郡西伊豆町田子611-1&oe=UTF-8&redir_esc=&um=1&ie=UTF-8&sa=N&hl=ja&tab=wl

宇久須の伝統行事:さいの神

西伊豆*HOT☆NEWS♪ #izu:伝統のさいの神: "西伊豆 宇久須柴区の伝統行事

さいの神


今日、こどもたちがお地蔵さんをもって地区の家を全軒まわりました。


家内安全・商売繁盛を祈願!"

お地蔵さんって重たいと思うけど、小さなやつかな。

松崎の焼き肉屋、メモ

  「まきばスタッフ日記 from 西伊豆」 #izu:2011年初「焼肉」いつもの…松崎町の「直」さん西伊豆グルメ: "山形牛 焼肉・海鮮 「直(なお)」"

海鮮もあるらしい。海鮮焼きのことかな?

安良里のどんど焼き

早朝から大きな焚き火をして団子を焼くみたい:
雨もやみ(^-^)/団子焼いてるよ - 写真共有サイト「フォト蔵」

「どんど焼き」とは「どんどん焼き」ともいう:

どんど焼き

でも屋台で焼いた餅のことを「どんどん焼き」ともいうからややこしい:
http://ja.wikipedia.org/wiki/どんどん焼き

2011年1月9日日曜日

Twitter / @橋本尚幸: 松崎新港にある浜辺。http://bit.ly/dG ...

Twitter / @橋本尚幸: 松崎新港にある浜辺。http://bit.ly/dG ...: "松崎新港にある浜辺。http://bit.ly/dGKRqz 外部海岸というらしい。どう読むのだろう? 石部(いしぶ)っていうから「そとぶ」かしら。それとも「がいぶ」かしら。道部(みちぶ、どうぶ?)の読み方もわからん。"

道部の読み方は「みちぶ」だとわかった。そうすると外部海岸も「そとぶかいがん」と読むのかな。伊豆にはなんせ縄文時代から人が住んでいるし、遠くからやって来た人も多いから、一筋縄では読めない地名が多い。「伏倉」も「しくら」と読むらしい。

Twitter / @橋本尚幸: あうんの日記:河津桜速報 http://bit.ly ...

Twitter / @橋本尚幸: あうんの日記:河津桜速報 http://bit.ly ..."あうんの日記:河津桜速報 http://bit.ly/hSYjrk ……風が強いので海には出ずに河津桜見物に切り替えられた由。#izu"

一本だけ8分咲きだそうな。場所も書いてある。温泉のおかげらしい。安良里から40分で行くのか。近いな。

2011年1月8日土曜日

『目でみる西伊豆の歴史』……表紙が松崎の航空写真

この本、良書。昭和初期の写真が多い。じっくり眺めていると、いろいろな発見がある。おすすめ:
表紙の写真をちょっと借用することにして、サイドバーに入れた。古い写真だけれど、松崎の町がよく写っている。

地名丸覚え練習(戸田港 至 妻良港)

JRの駅名を北から南に順番に唱える特技を居っている人がいる。同じように戸田港から妻良漁港まで、沿岸の障害物を順番に唱えてみよう:

2011年1月7日金曜日

『あっと驚く船の話』(大内建二)はホントに驚く!

下田のさる大船長がブログでお奨めになっていたこの本:
歴史上の海難事故29件の経緯と原因を徹底的に分析した本です。ほとんどが信じられないような人間的ミスによるもの。特に船長が無能であったことが多い。とても為になりますよ。

2011年1月6日木曜日

『伊豆の大地の物語』(小山直人)

Letter from Arari Port: 『伊豆の大地の物語』(小山直人)……年寄りになると岩に興味が出てくるのだ

帯の宣伝文句は川勝平太が書いている。曰く:
伊豆半島は、地球の造山活動の傑作のひとつであり、多様性に富み、世界でもっとも美しい半島です。伊豆半島を「ジオパーク」にするのは「ふじのくに」の使命です。本書はそのために書かれた万人必読の最良の案内書です。本書を推薦します! 静岡県知事 川勝平太

あらら「世界でもっとも美しい」と断言されている。博覧強記で世界中を調査し尽くした川勝平太が言うのだから、多分ホントなんだろう。

創業75年伊豆松崎町の精肉店 - アサイミート

評判がおよろしいようで。メモ:
創業75年伊豆松崎町の精肉店 - アサイミート:"アサイミートオリジナル商品「川のりコロッケ」。
"

なんか「プロジェクトX」みたいなお話し。

2011年1月5日水曜日

ニッポンで最初のパンは伊豆で作られたんだって!

このニュース:
ゆうゆうネット伊豆|詳細データ|第5回パン祖のパン祭: "江戸時代後期に日本で初めてパンを作ったとされる韮山代官・江川坦庵(たんあん)公の功績をたたえるお祭りです。メーンイベントの「全国高校生パンコンテスト」では、全国の高校生たちが「いずニューミニトマト部門」と「日本の朝食パン部門」の2部門で、パン作りのアイデアと腕を競います。また、毎年人気のパンの即売会や体験イベントのほか、坦庵公を訪ねる歴史めぐりバスも無料運行します。"
へ〜、なんで代官の江川坦庵がパンを作ったんだろう?

田子「さかなや食堂」にはお魚がない!

なんか評判が良いみたいだけど、メニューにお魚がないんだって。カレーとかカツ丼がうまいらしい。田子の人はわざわざ外でお魚は食わないのだろう。場所:


大きな地図で見る

「伊豆大好き倶楽部」ってのがある!

こんな倶楽部があった:
伊豆大好き倶楽部―仲間と共に楽しむ伊豆ライフ

不動産屋さんがやっているサイト。いろいろ情報がある。入会すれば特典もあるそうな。

下田でスペインランチ「みのり川」

下田でスペイン料理が食えるとのこと:
下田ブログ 下田で美味しいスペインランチ! 「みのり川」に行ってきたよ。: "夜、美味しい居酒屋としてお世話になってる、下田市東本郷の「みのり川」さん。

昼間は、息子さんがこれまた美味しいスペイン料理のランチを始めたと聞きましたので、行ってきました。"

今度下田に行ったときに食べてみよう。

2011年1月4日火曜日

昔、松崎村は小さな海辺の寒村だった!

永岡治『伊豆水軍』からの抜き書き:
海賊土豪たちが根拠地としていた入江は、どこもさして大きなものではない。文明3年(1471)の時点で、

松崎村  戸数20  人口127
雲見村  戸数 7  人口 45

と、記録された古文書がある。人口の半分が男で、そのまた半分が老人や子供だったとすると、松崎沢谷城主渡辺氏の配下は3,40人ぐらい、雲見上ノ山城主高橋氏のそれは10人前後だったという計算になる。
いざイクサとなると成人男子は全員動員されたらしい。しかも手弁当で。

雲見ではこんな川柳が残っている由:
丹波殿女房質に御出陣
丹波殿質札ぶらさげ御出陣

(丹波殿とは領主高橋丹波守のこと)
今も昔も、家計のやりくりはたいへんなのだ。

現在の松崎町の人口は8000人。人口減に危機感を持つ人もいるが、人口が減っているのは日本中どこでも同じ。昔の松崎に較べれば「大発展」しているのだから、大いに自信を持っていいのではないか。

2011年1月3日月曜日

堂ヶ島の火祭りとは海賊撃退のお祭りだった!

西伊豆とは昔から海賊達の拠点。でも余所からやってくる海賊にやられることもあった。これを地元の住民が撃退したのが「堂ヶ島火祭り」の由来だという:
イベント情報-西伊豆観光協会: "堂ヶ島湾内から打ち上げる花火と、その昔この地に海賊が度々現れ地元の民は苦しんでいたが、ある夜地元の若者たちが船で酒に酔いつぶれて寝ていた海賊たちに火矢を使い、焼き討ちを掛け退治したという伝説から、海上に海賊船を浮かべその中に火薬を仕掛、最終的にその船を爆発炎上させてしまう。迫力満点の花火大会である。"
やってきた海賊達とはどっから来たのだろうか。伊豆諸島あたりから(更に戦国時代は房総の安房里見から)の襲撃が多かったらしいが、西伊豆の住民も歴とした「海賊」であり、ヒマさえあれば対岸の清水や用宗を襲撃している。戦国ロマンの時代だな。

おいらも今年は安良里から出撃し、用宗襲撃・上陸作戦を実施しようと企てている。

西伊豆町のグルメ情報は……

松崎のすぐ北隣の仁科、田子、安良里、宇久須はまとめて西伊豆町となる。グルメ情報はここに豊富:

西伊豆*HOT☆NEWS♪ #izu

西伊豆安良里で高級ホルモン豚が手に入ることになるかも?

こんな「ニュース」:
最高級ブランド豚『富士金華』オフィシャルサイト 富士金華ブログ 西伊豆&富士金華豚:
"それで結局西伊豆に何しに来たのかと言いますと、こちらの旅館からホルモンふじ金華を出店しないか?というお話を頂いたので、現場視察に来たのです。"

安良里の旅館が販売を計画しているらしい。ホルモンには疎いのですが、多くの食材が西伊豆でも手に入るようになるのは結構なこと。安良里のヨット乗りには食いしん坊が多いから売れるかもしれない。

まつざき町ごあんない図(役場より)

このPDF地図(タイトルをクリックすると表示される)は役に立つ。拡大縮小は自由自在。

2011年1月2日日曜日

古代から熊野と繋がりが深かった西伊豆

日本列島の太平洋岸は太古から「黒潮文化圏」を形成。歴史的に密接な関係があったらしい。伊豆の海賊達も熊野からやって来た。江梨の鈴木氏、松崎岩科の佐藤氏、八木沢の永岡氏、田子の山本氏、松崎仁科の渡辺氏などは、熊野水軍の出身とのこと。(永岡治『伊豆水軍』)

道理で、西伊豆では「南洋」の香りが強いわけじゃ。

松崎港の写真及び設備能力

ここに詳しい:
松崎港
大型船用の新港はもう完成している。文中にある「松崎プリンスホテル」とは現在「松崎伊東園ホテル」となっている(松崎町営の国民宿舎「まつざき荘」より安い値段設定だ)。

松崎のよいところ

松崎にくると普通の地方都市とは何か違う印象を受ける。駅前ターミナル広場がないのと防潮堤がない。これで印象がまるで違うのだ。

松崎について知るには町役場のホームページがおすすめ

役場のホームページとしては親切で丁寧。フォトライブラリーや松崎辞典もあり、勉強になる。下記がリンク:

静岡県 伊豆 松崎町役場ホームページ

松崎町の場所

Google Map 参照:


大きな地図で見る

松崎町の概要

wikipedia によくまとまった記載がある:
松崎町 - Wikipedia:
"松崎町(まつざきちょう)は、静岡県の伊豆半島南西部の海岸沿いに位置する町。町のキャッチフレーズは『花とロマンの里』。町の64%は山林であるが、町中心部はそこを流れる那賀川・岩科川により、流域に約500haの耕地をもつ伊豆半島西側最大の平野となっている。

町内には史跡も多く、なまこ壁造りの建物が特に印象的である。また、温泉もあり、中心部の松崎温泉、東部の大沢温泉、南西部三浦温泉(岩地温泉・石部温泉・雲見温泉)等、夏の海水浴などを含め、多くの観光客が訪れる。

桜餅に使われる塩漬けした桜の葉は、全国の約7割が松崎町で生産されている。"
続きはリンクをクリックすれば読める。映画やドラマの撮影舞台としてよく使われている。三国連太郎の生まれ故郷でもある。

松崎という町

西伊豆の一番遠くに松崎はある。修善寺駅から1時間、下田駅からも一時間。クルマで行っても東京から優に4時間は掛かる。青森まで新幹線で3時間程度で行くし、飛行機を使えば沖縄での2時間程度で行ける時代、西伊豆松崎は全国でも「僻地」に分類されるのではないか。だからこそ人が少ない。岩地、石部などを含めても人口8000人。古墳時代から関東の西の窓口として栄え伊豆西部最大の平野を有する町としては少ない。でもヨットを置いている安良里には近いし、松崎の街は古くからの落ち着きがあり、それでいてお洒落であり、とても魅力がある。

今回縁があってあって松崎に家を求めた。毎年かなりの時間をこの松崎で過ごすつもりだ。生活体験や自分なりの発見などをここに書いて行くつもり。