2011年7月30日土曜日

「彫刻ライン」の彫刻の作家は?

松崎町の海沿いの国道は普通「彫刻ライン」と呼ばれているが、正式には「富士見彫刻ライン」という。松崎町の説明では:
静岡県 伊豆 松崎町役場ホームページ  : "国道136号線・道部~岩地区間の沿道に、彫刻21体が立ち並んでおり、人目をひく。

これは地元彫刻家の作品を野外展示したもので、美しい海越しに富士山も眺められ、ドライバーもちょっとクルマを停めたくなる西海岸の代表的名所。"
かねてから、これらの彫刻を誰が作ったんだろうと気になっていた。でも松崎町のホームページにも記載がなかった。

今朝たまたまこんなページを見つけた(ここ)。彫刻それぞれの写真と作者の名前が掲載されている。書かれている名前を Google で検索するといろいろわかる。

2011年7月5日火曜日

下田「みのり川」:和風居酒屋風だが昼には本物のスペイン料理が食える!

下田でスペイン料理を堪能出来ることを発見。畳席があったり、天井から提灯がぶら下がっていたり、大きなヒラマサの魚拓があったりして、完全に和風居酒屋風の調度であるが、昼に出されるのは本物のスペイン料理。下田という街はこれだから面白い。場所:
みのり川
駐車場が小さいが電話すると別の場所に誘導してくれる。夜は親父さんが居酒屋をやっているが、昼だけ息子さんがスペイン料理を出すようだ。おいしかったです。

蛇足(でも重要):サービスをされている女性は、若いけれどとてもすてきな人。どうもシェフの奥さんみたいだけれど、そうでなければ息子のお嫁さんに来てほしいタイプだった。一人で食っていた高齢者の男性がマダムの気配りにいたく感激していた。

2011年7月4日月曜日

伊豆こそ「海事都市」にならないものか?

商船三井会長の芦田昭充氏が日経「あすへの話題」でこのようなことをおっしゃってる:
日本一の海事都市 商船三井会長 芦田昭充:日本経済新聞: "今治は付近の市町村との合併とともに今治海事都市構想を打ち出した。

ここを拠点とする造船業で日本の30%を超える船舶が建造され、今治船主は外航、内航とも日本一で、外航では日本商船隊の約3割を保有している。今治は日本最大の海事都市である。

昔から今治周辺は日本海運の中心であり、中世には村上水軍の拠点の一つであった。村上水軍は一般には海賊といわれるが、日本一の高い操船技術を持っていたことは間違いなく、それを支える造船技術が地元にあったということだろう。

今治の取り組みがさらに成功し、地域活性化の一つのモデルケースになるよう願っている。"
同じようなことが伊豆でも言えるのではないか。日本で最初に洋式帆船を建造したのは戸田の船大工だし、伊豆の水軍も村上水軍と同じく高い操船技術を持っていた。船舶関連の産業もたくさん存在した。過去の日本の沿岸航海における下田港の重要性はいうに及ばず、いまだに下田港は東西ヨットの交流地点として圧倒的な存在感を持っている。松崎の岡村造船所は日本で使われるカッターをほぼ独占的に建造している。東北で被災した海上保安庁の巡視船ははるばる安良里までやって来て補修中だ(安良里のヤードはそれだけ競争力があるのだろう)。

「観光」や「ご当地グルメ」もいいけれど、こういった視点から地域興しを考えるのも、勇ましくていいな。

東京の気温34度、松崎は28度!

雑用があって今日は一日家にいる。午後の気温は28度。クーラーを入れない。東京は34度の猛暑らしい。いつもこんなに違いがあるのかしら(だったらいいな)。さすがは海洋性気候。

2011年7月2日土曜日

安良里の多爾夜(たにや)神社

先日安良里でお祭りがあったらしい。多爾夜神社から出た山車が町を一周したとか。この神社、なかなか由緒あるものらしい:
多爾夜神社:この神社は安良里港の東を通る136号線から東に約100m程入った右側に鎮座しています。境内横には、「安良里コミュニティー防災センター」があり、入口には元予科練生が心の故郷と思うこの地に、今は亡き友を偲んで建立した「忘れじの塔」「予科練顕彰歌碑」が建っています。

海軍は安良里から人間魚雷を出撃させるつもりだったのかもしれない。秀吉の小田原攻めの時も、安良里の水軍は果敢に抵抗しようとしたが、西軍との圧倒的な物量の差に破れてしまった。

2011年7月1日金曜日

松崎の「侘助」ではどこからともなくバッハが聞こえてくる!

中瀬邸の近くの川沿いにあるギャラリー喫茶「侘助」。コーヒー党には有名なお店らしいが、お汁粉もある。川からの涼しい風とともに、どこからともなくバッハのピアノ曲が流れている。アンプ、スピーカーなどの不粋なものはカーテンの後ろに隠してあるのだ。店内の雰囲気はこのページでよくわかる:
松崎町・ギャラリー喫茶「侘助」|伊豆スケ・ブログ
コーヒー豆は松崎の専門店「間菜舎」のものという。浜美枝が詳しく紹介しているのでご参考まで:
Mie's Living - 正直な作り手の味-伊豆松崎・間菜舎
おいらはコーヒーを淹れるのは苦手。今までいろんな器械を試してきたが、美味しく出来上がったことがない。で、もっぱら粉コーヒーとパーコレーター。きっと豆が悪かったのだろう。

「蔵ち」の女主人(ここは従業員全員が社長)の話によると、「侘助」にはヨット乗りが集まるらしい。ギャレーで淹れる粉コーヒーに飽き飽きした人は、松崎に来られよ!