船造り一筋、半世紀
- 終戦後、御前崎の船大工だった父・岡村末次郎さんが、母の故郷である松崎町で造船所を創業。
- 岡村彰夫さんは、中学校を卒業するとすぐに父の仕事を手伝う。
- 木造船が主流だった。木材は天城山なんかに買いに行った。
- 小型漁船建造を皮切りに貨客船やカッター艇、プレジャーボートなどへと事業を拡大。堂ヶ島を巡る観光船はすべて岡村造船で造られた。
- 東急グループの五島昇さんのモータークルーザーが下田でぶつけられたとき、このあたりで直せるのはうちの親父しかないということで松崎で船を直した。それ以来のお付き合い。岡村造船所で五島昇のために2隻も建造した。
- ヨットの設計で有名な林賢之輔さんの設計のヨットも何隻か建造。
- カッター艇は防衛庁、商船大学などに採用され375隻の建造実績。
- オケラVでBOCチャレンジで優勝した多田雄幸さんともお付き合い。その関係で多田さんのサポートクルーだった白石康次郎さんのサポートもする。白石さんは世界一周前に岡村造船に弟子入りして造船技術を学ぶ。
- 和船の船舶工芸(模型作り)の分野でも岡村造船は有名。
- FRPは耐用年数が長いから木船のように注文が來ない(笑い)
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